吉田聡を褒め称える事が大好きな吉田聡ファンによるブログ


by sisousi-kenta
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コインロッカーのネジ。②

わたしの部屋

KAMUIを読んだ人でも

ネジと木鳩について明確に意識していたか分からない。

この早い段階でKAMUIを意識させる実家からの電話

ネジの質問に答えるときに八坂弘が

思い浮かべる実家は小川家だった。

2巻の表紙に書かれるこれまであらすじではまだ

KAMUIにつながることは書かれていない

わたしの部屋ではネジが自分の過去を話す。

明らかに今までのネジと違う。

逆に言えば初めてネジ自身の話になったともいえる。

偶然自分が捨てられたコインロッカーと同じコインロッカーに赤ちゃんを捨てた

女性を助け、そのことをしったネジは持っていたコップを落とす。

ネジの見せる初めての過去への怒りだ。

その次に書かれる相反する二つの詩は

その怒りをネジのおもいや考えとして完成させる。

①巻ではまだ浮かんだ気持ちを思いや考えにまでもっていく、

漫画と読者にその感覚を作ってきた側だったネジの変化は

KAMUIで置き去りになってきた部分を補完する第一歩だった。

またそういう意味でのコインロッカーのネジだからこそ、この段階で書かれて効果のある話だった。
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by sisousi-kenta | 2008-03-31 09:05 | Trackback | Comments(0)